ラブフォーニッポン現地活動報告 宮城県山元町1123
- 2021年12月23日
- 読了時間: 7分

ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください
宮城県山元町にて久しぶりのイベントを
「今まで支援活動をうけいれてくれてありがとう」と銘打って開催してきました
2011年311発災からは福島県での活動が主となっていましたが
宮城県での活動がスタートしたのも山元町からでした
古田敦也さんと滝川クリステルさんをお連れして、まずは仙台市に入り
ジャパンプラットフォームさんから現地状況をきかせていただき
仙台市内のホームレスケアの団体のところで帰宅困難者支援のお話を伺ったり
名取市や岩沼市での災害状況と支援状況を確認していくなかで最後に訪問したのが山元町でした
宮城県の最南端の町で当時は「忘れられた町」とも言われていたかと思います
津波被害がひどく多くの方々が避難所での暮らしとなっていました
持っていった支援物資をお渡ししつつも役場内に造られていた緊急ラジオ局「りんごラジオ」に古田さんと滝川さんにもご出演いただき
避難所のみなさんにも挨拶をさせてもらいました
山元町訪問から帰る車の中でさまざまな仲間たちに声をかけて
次に山元町に入るときの段取りをしていましたが
翌週くらいにはたくさんのメンバーで炊き出しや物資提供、大道芸やライブなどをおこないました
これは今のラブフォーニッポン現地活動の基礎となる複合的なサービスの始まりでした
物資提供しているだけではなかなか現地の方々とお話しをする時間がもてず
そして炊き出しも役場への申請上は1500食もってこなければできないなど厳しいルールもありました
避難している人数分がなければ炊き出しをしてはいけない。というルールなのですが
実際はみなさん日中はほとんど家の片付けや仕事に行かれていて避難所にいなかったりします
なので出来る限りさまざまな食事内容を用意して1500食とみなしてもらいつつ
デザートやお菓子があったり雑誌や物資なども用意して
お母さんたちや子供達が楽しめるコンテンツやマッサージチームもいて
それぞれが交流時間を長く持てるようにしてもらいました
そして現状を聞かせてもらったりこまっていることなどのニーズを聞くようにしていました
おかげでたくさんの子供たちにも名前を覚えてもらったり
次に来るのをたのしみにしてもらったりして
だんだんと街のみなさんとの距離が近くなっていくことができました
リンゴラジオさんにはそれからもかなりの出演機会をいただき
さまざまな人をつないでいくことができたと思います
山元タイムというお母さんたちのもの作りチームもスタートできて
いろんなアーティストがグッズ製作の発注をつなげることにもなりました
山元タイムがあってくれたことでずっと繋がっていることはできたものの
「震災から3年目からは福島での活動をメインとします」と宣言して
山元町でのイベント開催などをしなくなっていきました
原発事故からの復興は長くかかるからという言い訳をしていましたが
実際は金銭的に団体活動がきびしくなったことも理由の一つでした
今年になって山元タイムの作業場のデッキが古くなってきたから張り替えを頼まれ
何度か作業で通うようになり
すこしずつ山元町の現状を知るようになりました
おせわになった普門寺さんでは津波被害地域の現在やコロナのこともあるし、
ボランティアも減ってきていることなど教えてもらいました
こちらのご住職は自分のところよりも周りの人たちのケアばかりをされていて
地震や水害があるとすぐに飛んでいってそちらの支援をされています
津波被害から10年が経ちますがいまだに修繕されていないところや
地域の周りを見回しても荒地のままで大型トラックが行き来しているような状態です
普門寺さんで何度もご飯をご馳走になっていたので
今度久しぶりに山元町でイベントしたいですとお願いをして
この日をむかえることになりました
イベント当日は地元の方々の出店がいろいろあり
学生ボランティアさんもたくさんいてにぎやかな1日となりました
そして久しぶりの再会がたくさんありました
当時小学生だったり幼稚園生だった子供が立派な姿で
おかあさんやおねえさんおばあちゃんたちといっしょに来てくれました
当時の話をしてくれたり一緒に撮った写真をみせてくれたり
将来の夢や進路のことなんかも教えてくれました
これまで311以降様々な避難所や仮設住宅訪問をしてきましたが
受け入れてくれるお母さんたちがいたり面倒みてくれる方がいるから継続して通うことができていたと思います
何年も山元町での開催をしなかったにもかかわらず
みなさんはずっと心待ちにしていてくれました
それぞれとの再会はとても嬉しいものであった反面
いまだかわり映えのしない津波被害地域の風景や
それぞれから聞く体の病気のことや家族を亡くされたことなどの現状、、、。
変わらずに受け入れてくれて再会を喜んでくれているみなさんやとても大きくなった子供たちを前にしたときになんとも言えない申し訳ない気持ちになってしまいました
「福島での活動に集中するために」と言っていた福島での活動ではたして大きな成果はあったのだろうか
もうすこし山元町にも来ることはできなかったのだろうか
津波被害地域の10年というものがこれでいいのだろうか
子供たちを前にした時に大人たちが10年かけてもやってみても、こんなものなのかとくやしさで一杯になりました
原発反対運動をしていた震災前311以降は反対運動をやめて
「出来ること全部やる」ときめて
いろんな問題にたいしても「じゃあどうしたらいいのか」と解決する術を探したり出来る人を探したりもがいてきた10年はそれなりに一生懸命やっていたつもりだったものの
「原発にたいして本気で反対していたつもりだった」という10年前の振り出しにもどされたような気がしました
「自分に出来ることは少ない」と実感はしそんな想いをイベントの最後にみなさんに話をして片付けをしていると福島の仲間たちが来ていてくれて一緒に片付けを手伝ってくれていました
発災当時叫ばれていた「絆」という言葉は嫌いですが
それでも通い続けてきたことで紡がれてきたつながりがあって
ささえてくれる人たちが現地にいてくれることはできたことの一つなのかもしれないと思いました
みなさんと最後丸く集まった時にまたかならず山元町でのイベントを開催したいと約束して帰ってきました
もしこの報告が当時山元町へ一緒にいっていた方々へ届いてくれていたら
あらためておねがいします
10年ぶりにまた一緒に行きませんか?
そしてもしこのレポートをみて山元町へ行ってみたいと思った方々はぜひいっしょに行ってみませんか
詳しくはまだとなりますが来年の4月に開催したいと考えています
これからもちいさな活動の連続かもしれませんが
ひとつひとつのご縁を大切にして紡いでいきたいと思います
どうぞ
よろしくおねがいいたします
一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表
CANDLE JUNE
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月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。
ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
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