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2021年5月11日の月命日 

  • 2021年12月30日
  • 読了時間: 5分

ラブフォーニッポン な皆様へ

現地活動報告をさせてください


毎月11日に福島でおこなっている月命日キャンドルナイトイベント「CANDLE11th」ですが

コロナ禍での開催が続く中でしたが

5月11日は福島県いわき四倉にある四倉南団地交流会として四倉南団地の集会所前で開催させていただきました


ラブフォーニッポンメンバーである高校生ヒューマンビートボクサーHYSの生まれ育った久ノ浜のみなさんが多く暮らす団地です


150戸あるなかで120世帯がお住まいとのことです

これまで年に2回開催していた交流会(お茶会)もコロナの影響から中止しているそうで

外にでなくなってしまっている人も多くいるそうです


子供達が大きくなり所得が増えると家賃も上がるシステムだということで

出ていく若い家族も多いとのこと

そして孤独死も3件あったそうです


この日を迎えるまでに住民のみなさんがキャンドルメッセージも書いていてくれました


津波被害もあったこの地域では家族を亡くした方々もいらっしゃいます

そして原発事故後30キロ圏内のラインの場所であったことから支援が入らず

取り残された数すくない家族たちは非難されたり非常に大変だったそうです


私たちが支援活動をスタートして一番多く通った場所がここいわき四倉でした


避難所で出会った家族のなかで印象的だった家族がいます

一際目立つ奇抜なヘアスタイルの子供で人見知りなどなく、やんちゃな子でした

その親子ともう一組おとなしめな子供の親子が通っていた幼稚園が

卒園パーティをおこなわないということで

ラブフォーになにかやってもらうことはできないか?との相談を受け

久ノ浜で卒園パーティを開いたりもしていました


そのおとなしめだった子が今はHYSと名乗り中学生で日本4位になるヒューマンビートボクサーです


そしてこの月命日に訪れた南団地にはその幼なじみの親子が暮らしており

お母さん同士がつながっていたことから久しぶりの再会を果たすことになりました


幼稚園卒業以来かというとじつは小学生時代にもあっており

それは東京の高校生たちを福島へ連れていき交流を持つイベントの際に

少年サッカーチームとの交流がありそこで再会していました


幼稚園のときより大人しくなっている印象でしたが

また久しぶりに出会った彼はボクシングをするたくましい男に育っていました


HYSのお母さんが当時の写真をもってきてくれたのですが

自分自身がとても若いということも驚きましたが

幼稚園児の二人をだっこしているその写真のふたりは自分ともうそれほど変わらないくらい大きくなっています

流石に同じように抱っこしての撮影はできませんでしたが

なんともいえない気持ちになりました


大人たちは久しぶりに会ってもそれほど変わりばえしませんが

子供達の10年は見た目にも大きな成長を感じさせます


当時は幼稚園生でしたが

今ではかぎりなく大人に近い彼らが考えて話す原発事故からの福島や

社会の出来事は自分に変な違和感を感じさせつつも

簡単に聞き流してはいけない重たいものにも感じます


自分たちがおこなってきた成果というと大袈裟ですが

それでもあの当時日本全体がなんとかしなければいけない!と

日常が止まりすべてが東北へとなっていたアクションの結果だとも思います

10年の節目からシンポジウムを開催した意味もそこにあります

当時のこどもたちが自分たちの体験を言葉にしてくれています

それを大人たちがどう受け止めるのか

そしてその子供たちのために改めて何ができるのか

またその子供たちと一緒になにができるのか


10年が経ちHYS親子はラブフォーメンバーとして様々なアクションをともにしてくれています


福島の皆さんの多くはかつての日常をまたはあたらしい日常を日々生きています


その方達にずっと被災者という言葉や支援ということはもう当てはまらないと思います

ですが原発事故がもたらしたことは一体なんであったのか

本当の問題や被害はなんであるのかをしっかりと認識しなおしまとめていく作業をしなければいけないのではないかと考えます


そしてそれは福島県民ではなく県外の、東京の人間がおこなうことなのではないかとも思います


稼働していたり停止している原発が多数存在します

世界をみても脱炭素という観点から原発稼働というところもあります


2021年の現在福島で起きたことは「原発事故」ではなく「原発事故から10年」ということです


これを語れる人はどれだけいるでしょうか


私もわたしが出会ってきた方々のことやその方々から聞いた話しか話せません


近隣から長きにわたる日本製品ボイコットを受けてきたり

汚染水流出に対しても原発や放射性物質に詳しい方は説明ができるかもしれませんが

福島の「原発事故から10年」を語れるのでしょうか


10年の私たちの活動で大きな問題は

「福島のみなさんはそれぞれの状況を語り合えない」ということでした

被害状況のちがい、数値に基づかない避難命令や補償格差。

原発立地地域への偏見風評被害などなど。

様々な問題からそれぞれが語り合えないことが一番の問題だったのではないかと思います


10年という節目からさらなる復興モードが進む一方で

みなさんが当時のことをはなしやすくなったようにも感じています


本格的な風化を感じてのことかそれぞれの対抗意識が薄くなったのか

10年が過ぎてからの変化がみられます


来年からはあらためて福島県外のみなさんと10年の振り返りとまとめをおこなっていきたいと考えています


どうぞ

これからもよろしくおねがいいたします


一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表


CANDLE JUNE


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こちらからよろしくお願いします。


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代々木上原支店(普通)0052628


ラブフォーニッポンFB


月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。

ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。


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