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ただいま おかえり 双葉の夏 2026 終了しました

  • 22 時間前
  • 読了時間: 4分

今年も「ただいま おかえり 双葉の夏」を無事に終えることができました。




当日は朝から不安定なお天気で、雨雲と空を何度も見ながらの一日。



六角巻凧は和紙でできているため、本来は小雨でも揚げるべきではありません。それでも三条凧協会の皆さんが「少しでも双葉の皆さんや、今日ここに来てくれた人たちに凧合戦を見てもらいたい」と、空の様子を見ながら何度も挑戦してくださり、今年も双葉町の空で凧合戦を行うことができました。




そして今年初めての「双葉アート凧」も無事に空へ。




さまざまなアーティストの皆さんが描いてくださった六角巻凧が、双葉の空を舞いました。



いま双葉町では福島ビエンナーレも開催されています。アートを通して人が町を訪れ、人と人がつながり、復興に関わるきっかけが生まれる。そんなアートの力も伝えられる機会になったと思います。



この凧たちは、これから能登や熊本、そして凧合戦の本場・新潟県三条市でも揚げていく予定です。



「揚げ師王座決定戦」では、三条の皆さんから凧の技術を学んできた福島県いわき市の「福ノ島会」メンバーが、三条凧協会の重鎮の皆さんをおさえて見事優勝。


三条から福島へ受け継がれてきたものが、こうして同じ場所で一緒に競い合えるところまで広がっていることも、とても嬉しかったです。




交流コンテンツ「OPR(お玉でピンポンリレー)」には、ルワンダから双葉町を訪れていた皆さんも飛び入り参加して大盛り上がり。



そのあとのフォークダンスでは、最後にはひとつの大きな輪ができました。



気づけばみんな同じ輪の中で踊って笑っている。こういう光景を双葉町で見られたことが、なんだかとても嬉しかったです。



夕方からはキャンドルを灯したステージで、谷本賢一郎さん、山岡トモタケさん、MANAORAさん、青谷明日香さん、そして県内月命日でも谷本さんや山岡さんとギターを奏でてきた、南相馬市の蒼龍寺前住職・田中俊英さん。




歌って、踊って、お誕生日をみんなでお祝いして、最後は町民の皆さんと「双葉町民の歌」を歌いました。



そしてイベントの最後は、双葉町の伝統芸能「標葉せんだん太鼓」と、静岡県三ヶ日町、千葉県佐倉市から来てくださった皆さんによる手筒花火で復興祈願。



放揚前には、この地域の中野八幡神社へ。



東日本大震災の津波で大きな被害を受けたこの場所で何があったのか、そして今の双葉町について地元の方から直接お話しいただき、この土地を知ったうえで復興と放揚の安全を願いました。



そして双葉の夜空に、標葉せんだん太鼓の力強い音とともに手筒花火の大きな火柱が上がりました。





双葉町で受け継がれてきたものと、遠く離れた地域から思いを持って来てくださった人たちが、この場所で出会い、一緒に復興を願う。



とても力強い締めくくりになりました。



もちろん、できることなら晴れてほしかったです。



でも、晴れる日もあれば雨の日もある。


私たちにはどうすることもできない自然の力があり、災害があります。



双葉町も東日本大震災と原発事故によって全町避難となり、今もまだ復興の途中です。



それでも、町のことを思って動く人がいて、遠く能登からも足を運んでくれる人がいて、初めて双葉町を訪れてくれる人がいる。




昔から双葉町を知っている人も、学びに来た学生も、仕事で来た人も、一緒に凧を揚げ、ご飯を食べ、歌って、踊って、同じ時間を過ごしてくれる。



雨が降ったらみんなで空を見て、止んだら「今ならできる」とまた動き出す。



そんなことを何度も繰り返した今年の一日は、みんなで進んできた双葉町の復興の道のりにも、少し重なるような気がしました。



「ただいま おかえり 双葉の夏」は、みんなでつくりあげるおまつりです。




協賛企業の皆さま、設営・音響・運営スタッフの皆さま、東日本大震災・原子力災害伝承館、共催の双葉町、ご協力いただいた団体・企業の皆さま、ご来賓・メディアの皆さま、そして準備から当日まで力を貸してくださったすべての皆さま。



たくさんの人の力が重なって、今年もこの一日をつくることができました。



本当にありがとうございました!



またみんなで「ただいま」「おかえり」と言える日を楽しみにしています。



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